園内研修

幼児教育の専門家や他園の先生を招いて園内研修会を実施

オホーツク管内の公立園2つと民設民営の私立園2つの4つが,研究会を組織して,互いに,保育教諭の資質能力の向上に努めています。保育に携わる者が,自己の資質能力を高めることは,園の質を高めることにもなるわけです。今回は,各園から未満児の先生,以上児の先生,ベテランの先生,若い先生,こんな研修会に初めて参加した先生たち,いろいろな経験年数の先生たちが集まりました。

日々勉強です。日々学び続けることが大切です。

道内でただ一つ。公立園・民設民営園のこども園の先生たちが,「保育公開・授業を通じて,研究協議を行う実践検証型・課題解決型の園内・園外研修」のために,一堂に会しました。

オホーツク管内の幼児教育の質を高める一助にもなると確信しております。

季節に応じた環境構成,園児は自分のやりたいことに夢中です。

担任の保育反省,グループワークではドキュメンテーションを導入して保育の在り方を協議していきます。

班別の協議を全体会で発表し合います。講師から指導助言を仰ぎます。具体的な園児の姿から,保育公開の反省と評価を確認していきました。

 

公立から民設民営に移行して1年が経過しました。正直言うと,ここまで研修が進むとは思っていませんでした。これは,国公立園で約50年間培ってきたからでしょう。民設民営になっても,私立園になっても,「やればできる」を実証したことになりました。

課題は多々ありますが,保育教諭の資質能力を高めることは,運営母体に関係なく,いつの時代になっても重要な課題です。

年長組の「園内研修」実施

園内の職員が集まって行う研修会です。5歳児学級の保育公開を参加して,終了後,みんなで,良かった点や改善点について話し合いました。

今日のやることは‥‥

いいことに気付いたね。どんな色が合うかなあ‥‥

写真を見て,思い出すことができますよ‥‥あっ,そうだった。

自分が描きたいように想像を広げてみようか‥‥

 

5歳児の研究保育実施

5歳児「たんぽぽ」組の研究保育を行いました。保育の様子を園内公開をして,他の先生たちが観察します。授業者も,観察者も,互いに学び合いました。
絵を描く前の指導
写真を見て思い出しています
創造力を広げて描き進めます
その子の表現は1枚1枚異なります。友達から刺激を受けたり,先生から声をかけられ,子どもの世界が,白い画用紙に表現されていきました。 「楽しむ」「味わう」「気づく」を大切にして,豊かな感性や表現力の礎を築きます。

管内認定こども園研「実技研」でタイダイ染めを経験

猛暑の中,管内認定こども園教育・保育研究会主催の実技研修会に,S先生とT先生の2名が参加しました。

「絞り染め」の模様付けの方法について,講師より教えていただきました。管内4園から8名の会員が東藻琴幼稚園に集まり,絞り染め(タイダイ染)を経験しました。手軽でカラフルを楽しむことができるようにTシャツを染めてみました。(2021/8/3 管内実技研)

真剣に作業に取り組むS先生とT先生の姿

初任者教員の宿泊研修で学ぶ

初任者の先生たちは,1年目研修を,今年度中に数回受講しなければならないという法律があります。公立ばかりでなく,私立はじめ民間の園も同じく受講することとなります。本園のM先生とK先生は,夏休みの間に,パソコンによる遠隔地研修を無事に終えました。

1期,長期間に取り組む研修。宿泊研修。2期,道内主要都市に全員が集まり,泊りがけで行う集団研修

の3つを受講する予定です。今回は,宿泊研修2日間予定でした。

お疲れ様でした。全道の仲間と交流し合うことにより,地域間交流ができました。そして,保育教諭としての使命と責任を再確認できたようです。

(2021/7/29 初任者宿泊研修)

他園の先生とともに研修会開催

管内4園の認定こども園の先生たちと一緒に,私たちは学び合っています。教育と保育の質を高めるためには,保育教諭個々の資質能力を高めることが不可欠です。保育教諭の幅広い豊かな教養と優れた専門性を磨くために,互いに交流しています。

しかし,感染コロナ禍の中では,計画通りの4園合同の勉強会は取り組めていません。しかし,自園での園内研修は,忙しい中にあっても,研修係の担当が中心になって,休まず続ける努力をしています。みんなでやれることはやり,できる範囲で,努力することを合言葉にして,学び続けています。(2021/7/13 他園の先生を招き園内研修を開催)

ドキュメンテーションによる園児の読み取り

ドキュメンテーションとは,子どもの育ちを「見える化」するための保育の記録です。この記録から,子どもの興味や関心,発達や成長を見極めながら保育を行うことができます。保育ドキュメンテーションを始めると,「子どもの魅力を発見する力がついた! 楽しい!」という声が上がるそうです。自分で撮った写真を見ると,そのときの記憶がよみがえり,再発見したことを伝えたくなるようです。そして,写真は同僚,他の先生ばかりではなく,保護者さんにも伝える説得力にもなります。子どもの魅力や育ちを読み取り,保育ドキュメンテーションを積み重ね,楽しく、保育者、保護者、子ども…みんなにシェアしていけたらいいですね。

本園でも,園内研修の具体的な取組の方法の一つとして,このドキュメンテーションを重視しています。(2021/6/28 ドキュメンテーションによる園内研修)

初めて未満と以上の合同研修

こども園になって,初めて,未満の先生たちと以上の先生たち,合同で学び合いました。今までは開園の仕事がたくさんあって,合同でやりたくても,みんなが集まることが困難でした。この勉強会を園内研修会と呼びます。私たちが大切にしたいのは,現場の実践をしている立場です。えらい研究を進めようとは思ってません。日常の保育の悩みや保育の困りごとをみんなで話し合って,解決していくことを第一に考えています。ですから,今日話し合われたことが,明日の保育に役立つものにしようと考えています。保育で忙しいです。しかし,時間は自分たちで工夫して導き出すものでしょう。忙しい,忙しいと言っても,みんなで知恵を出して,工夫すれば,わずかな時間は生まれるものです。そんな苦労をしながら,ほぼ毎月一回だけど,わずかな時間だけど,みんなで学び合おうとしている職員集団は,地域や保護者から,先生たち一人一人が,必ず信頼されると思うんですね。(2020/12/4撮影)