8月1日,オホーツク管内3園(訓子府・東藻琴・女満別)の保育教諭が集まり,めまんべつこども園で実技研修会が行われました。
昨年はコロナ感染拡大のために中止になりましたが,今年はコロナが明けて開催することができました。
実技研の内容は,製作活動(ものづくり)でした。保育指導において製作活動は,園児にとってたくさんの効果があるとされています。
いくつか挙げてみると,
①作る楽しさがある。②集中力が高まる。③動作が身につく(はさみで切る・糊をぬる等)。④達成感が味わえる。
⑤季節や文化を感じられる等です。本園でも鯉のぼりや七夕など季節ごとにそれぞれの保育室や正面玄関前に園児の作品が飾られます。
こども園で扱う材料は,下の画像のように身近な材料(紙コップ,牛乳パック,セロテープ,紙テープ,ナイロンボールetc.)であることがポイントです。
理由は「間違えても,何度も作り直せる」「何個も作れる」「いろいろ違う形に挑戦できる」ということから,園児の満足感を充たしてくれる材料がたくさんあります。
これが製作キッドだとそうはいきません。一度失敗すると元には戻らない材料が多いので・・・・・。
製作活動は,そのねらいが<作ること>にあるのか,<使うこと>にあるのかで,こどもの頑張る場面や満足感は違ってきます。
製作したものは全体で交流,実際にどう使うのか試してみました。自分がイメージした通りに使うことができるのか検証することも大切です。
午後からは日常の保育や実践について情報交流を行いました。
交流の時間では,同じ悩みが共有できたり,新しいアイデアが発見できたり,明日からの保育指導に活かせる情報がたくさんありました。