第1回園内研修会を行いました

6月29日,北海道幼児教育相談員矢口真美(訓子府町認定こども園副園長)さんをお招きして研修会を開催しました。

訓子府・東藻琴こども園の先生方も参加して,熱心な研究協議が行われました。

今年度の研修主題は『こども園で夢中になって遊ぶ姿を求めて』で,3年次計画の2年目になります。

午前中に以上児の5クラスを保育公開し,午後からは今日の保育指導について先生方で協議をしました。

みんなで仲良く遊ぶ    七夕の準備(星に願いを)    剣の製作      手づくり?アイス     遊びの振り返り

保育公開では,園児たちが好きな遊びをしました。‟鬼滅の刃”の炭治郎になって剣を振ったり,

見よう見まねで剣を製作したり,アイスクリーム屋さんやお医者さんごっこをしたり多種多様な遊びを見せ,

その者の気持ちになってイメージを膨らませる,イメージの世界で集中して遊んでいました。

また,運動会で使用した道具で感動した体験を「再現」することで欲求を表現していました。

午後からは,①保育教諭の援助,②環境構成の工夫の2つの視点でワークショップ方式で研究協議を行いました。

2枚の写真から想起できる園児の思いや行動,教師の環境構成に対するねらいなど熱心な話し合いが行われました。

参観された先生からは,環境構成が充実している,子どもたちが主体的に多様な遊びを展開している,

遊びに入り込ませる工夫が散りばめられている,異年齢交流や次につながる振り返りもあり,園児らが嫌がることなく後片付けも

整然とできているなどの感想がありました。

最後に矢口教育相談員より指導助言をいただきました。保育指導のねらいが発達段階に沿ったものになっている,

共有スペースの使い方が有効である,保育教諭の支援のあり方がステップをしっかりと踏んだものになっているなど

ご示唆に富んだ言葉を頂きました。お忙しいところを来園いただきありがとうございました。

2つのグループに分かれて,ワークショップ方式で協議が行われました。先生方の保育にかける情熱に感心です。