【本日の教育&保育】「母の手」のぬくもり

春休み期間中の2号と3号認定の一時預かり保育を25日から行っています。認定園児については、親の就労状況により、「土曜利用」もできますので、積極的にご活用してください。木曜日までご連絡くださったら、平日のようにご利用できます。また、延長保育を利用される場合は一部料金が発生する場合がございますので、詳しいことは、こども園事務職員(山本)にお問い合わせください。

本日の2号の様子です。

本日は2号・3号認定の年少・年中・年長の28名、未満の3号認定は18名ご利用しています。総計46名の乳幼児がこども園で1日を過ごしています。平日は給食もご提供しています。土曜はお弁当持参を願いしています。

未満の3号の子ども達も、1号が春休みの間、平常通りに園で過ごしています。昨日の未満の様子です。

いつもそばでお世話してくれている先生との間には、信頼関係が深くできています。小さい子は特に、自分が困っているときに、助ける手やあたたかい手がすっと差し出す大人に対して、最も安心感を抱き、信頼を深めていくと言われています。「母の手」のぬくもりが、子どもにとって一番の存在です。

午睡から目が覚めた時、子どもの視野に入った大人、おなかがすいて食べ物を与えてくれた大人、不快な環境から快適な環境を用意してくれた大人‥‥「愛着と信頼」……と言います。

2021年3月26日 | カテゴリー : 園長ブログ | 投稿者 : こども園めまんべつ管理者

【本日の教育&保育】3歳児と4歳児の修了式でした

本日も天気が良かったです。きれいな青い空でした。5歳児は昨日卒園しましたが、2号認定の5歳児が、預かり保育に参加していました。

4歳児はもう5歳児になった気持ちでいるようです。体操のお手本を見せていました。

3歳児も、4歳児も、4月から一つずつ学年が進みます。

積み木を3つ運びこみました。

園長の私から「みんな、一つずつ、上の段に上がることができるよ」と子ども達に伝えました。そして、「誰をあの階段に連れていこうかなあ?」となぞかけして、皆を連れていくことになりました。

2021年3月24日 | カテゴリー : 園長ブログ | 投稿者 : こども園めまんべつ管理者

【本日の教育&保育】晴天の下、卒園式を終えました

42名の5歳児が巣立ちました。立派な1年生に成長することでしょう。

緊張感がいっぱい、堂々とした姿勢で卒園式に参加できました。

多数の保護者の皆様に見守られ、どの子も、さわやかで、晴れやかで、こども園を飛び立っていきました。

第1回42名のみなさん、本日はご卒園誠におめでとうございました。

保護者の皆さん、学年役員やPTA活動など3年間大お世話になりました。そして、3年間登園・降園等本当にお疲れ様でした。

2021年3月23日 | カテゴリー : 園長ブログ | 投稿者 : こども園めまんべつ管理者

【本日の教育&保育】いよいよ第1回の卒園式準備よし

第1回の卒園式の準備よし。

天気はよし。明日の主の卒園生、元気に登園してほしいと願っています。かなり規模縮小、やむを得ず。仕方無し。それでも、お祝いには変わりない。卒園生の巣立ちをみんなで祝福しよう。そして、教え子たちと悲しい別れをしよう。喜びの悲しみである。担任の先生、一年間こんなに成長させてくれてご苦労様でした。長い教員人生のうち、一度は卒園させてみたいと思います。

会場は心を込めて作りました。教員として、この時間がなんとも言えないんですよ。親もそうでしょう。

感染対策として距離をとっています。でも、ご家族同士は隣席です。

今一度、次のことを全職員に考えてほしいです。

「教育は人なり」という言葉の意味は何だろう?

2021年3月22日 | カテゴリー : 園長ブログ | 投稿者 : こども園めまんべつ管理者

【本日の教育&保育】地震だよ、どしたらいいの?

東日本大震災から10年たちました。いまだ復興にならず、多数の行方不明者がいます。また、苦難が続いているというたよりがたくさんとどきます。

あれから、教育の在り方も問われ、安全防災教育の充実、未曽有の課題や問題に自ら考え、判断し、行動できる児童生徒の育成が急務となりました。それに加えて感染コロナとの共存という人類の課題に直面している私たちです。

未満の子どもたちも、3歳の子どもたちも、毎月このような訓練をしていると、徐々に、訓練の内容が分かってきたようだという報告が各担任から寄せられ、職員全体で共有しました。保育園・幼稚園から、認定こども園になって、大きな成果の一つです。

未満児の廊下には、本日の地震訓練の模様がいち早く保護者に情報開示されました。右写真、お迎えに来られた親は準備が整うまで、その掲示物を見ていました。左写真、昨日もこのような親の様子を拝見しました。

窓から、保育室の中を覗いてみますと、こんなふうに映ります。ちょっと位置がずれましたが、シロートですので。構図がまあまあいいですね。絵になりました。和風建築では、このような窓を「月見窓」と言うようですね。

2歳児「ひよこさん」の子どもたちの集中している様子が伝わります。16:40頃、午後遅くの保育室です。二人の先生たちが寄り添っていました。椅子にちゃんと座っていることも凄いです。「みんな」で頭を突き合わせてました。落ち着いた子どもたちですね。この子たちは、「ダンゴムシの姿勢」という言葉を教えてもらったんですよ。聞いてみてくださいね。

地震・津波で必要なことは、「頭を隠せ」「高い所に走れ」だそうです。

小さい時からずっと訓練していたら、10年前、多くの幼い子たちの命が犠牲にならなかったかもしれいないと後悔する地域の人たちが大勢いるようです。

本園では、毎月一回このような訓練に努めています。

2021年3月18日 | カテゴリー : 園長ブログ | 投稿者 : こども園めまんべつ管理者

【本日の教育&保育】一足早く「おわかれかい」を行いました

卒業、卒園シーズン。少し早いですが、未満児のいちご、もも、ひよこ組、以上児のばら、さくら、すみれ、ひまわり、たんぽぽ組、すべて参加して、5歳児の修了をお祝いしました。

未満児さんたちも、ちゃんと拍手をしています。わかるんですね。

年少と年中からは、保育室で一つずつ作ったプレゼントが渡されました。

年長からも、年下の子どもたちへ手作りカレンダーの贈呈があり、体操当番の引継ぎを、タッチで行いました。年上から年下へのバトンタッチです。

各出し物がクラスごとに行われました。未満児さんも、年少・年中も、そして、主役の5歳児さんたちも、みんなで楽しみました。限られた時間の中で、卒園生のために、発表したことが、「他人が喜び、周りのみんなも喜び、卒園を祝うこと」「ありがとうって伝えること」になるんでね。

思ったことや考えたことを、態度で示すことができることが大事です。そして、みんなで発表したから、社会性、協調性、共同性という社会意識が芽生えていきます。

「知的好奇心」のもう一つランク上の「探究心」には、実現性=再現性が求められます。

感謝する~見えない

出し物~見える

感謝を態度で示すことが、お別れ会で身に付けさせる「生きる力の根っこ」なんですね。

これが、本園の理想とする所以です。

ば ら   さくら

すみれ

2021年3月16日 | カテゴリー : 園長ブログ | 投稿者 : こども園めまんべつ管理者

【本日の教育&保育】やりたいことができること

人間は主体的になれるかどうか。究極の課題です。

我が国が何十年かけてまだ実現できていない課題です。ある意味、理想なのかもしれません。「主体的に活動してください」という教師の言葉がむなしく響きます。「進んでやろう」も同じことです。小さい時から言い続けられてきたことがなぜできないのでしょうか。

それは子どもたちが本気で行っていないからです。ほとんど親や先生などの大人の指図だけで行動しているからです。

好奇心を忘れているからです。

失敗をさせていないからです。

乳幼児教育が重要だからと言って、訳の分からない、理屈の分からない小さな子どたちを大人の価値観で型や枠だけにconcreteしてはなりません。型や枠からはみ出す力を育てることも大切です。

2人の子どもが、くるくる くるくる 回っていました。一本の柱を手でつかんで遠心力に抵抗して回転木馬のように追っかけっこしていました。

私はベンチが、柱が、この子たちの遊び道具になっていることがうれしくたまりませんでした。ずっと回転しているのかなと思ったら、やめてどこかへ飛んでいきました。

2021年3月15日 | カテゴリー : 園長ブログ | 投稿者 : こども園めまんべつ管理者

【本日の教育&保育】みんなで遊ぶことができる体験

事務室から遊戯室を覗くことが容易です。デスクワークしていても、音が聞こえますので、遊戯室で何が起こっているのかだいたい把握できます。

おしくらまんじゅう?昔の「うまとび」?なんでしょう?

たくさんの子どもたちと先生が、大きな声で、一つの列を作り、崩れてしまうことに面白さを感じているようです。一人ではできない遊びです。集団で遊ぶから、楽しさや面白さやスリル感も倍増していきます。

汗も流れます。主に5歳児の園児たちでした。力強さも求められる遊びです。園でこんな楽しい時間をいっぱい経験してほしいものです。

2021年3月12日 | カテゴリー : 園長ブログ | 投稿者 : こども園めまんべつ管理者

【本日の教育&保育】外で、内で、どこでも遊べます

寒さに負けないで、2歳児のひよこさんが雪山を独占。いいいですねえ。こんな広大な自然が、2歳児の子どもたちの遊ぶ場所となります。

小さな体で、こんなに高い雪山に登りますから、体力はかなり消耗するはずです。遊んだ後は、食事、お昼寝となり、生活リズムにも良い影響となります。

内でも、ゲームをしたり、本を読んでもらったり、ままごとをしたり、0歳児も、1歳児も、先生や友達と、いろんな会話をしながら、子どもたちは、他人と自分の違い、他人から学んだり、マネしたりして、言葉を獲得するなど「学習のめばえ」が膨らんていきます。先生たちは、子ども同士の会話の内容をよく聞いていて、先生たちも、驚いたり、感心したり、成長を喜んだりするとともに、その日のうちに、保護者に発信する努力を続けています。

どうぞ、園にお越しになった際は、上の写真のような掲示物にも目を留めていただきますと幸いです。

私は、0歳から2歳の援助が、そののちの3歳から5歳へと生かされ、やがて、小学校の土台・基盤・基礎基本になっているんだと実感をしています。こども園で仕事をして約5か月、大きな発見と驚きです。0歳から小学へと一貫している教育のねらいは「生きる力の育成」であり、特に、乳幼児教育と初等教育においては、「愛着(attachment)と信頼」のある教育と保育の重要性を認識しています。

2021年3月11日 | カテゴリー : 園長ブログ | 投稿者 : こども園めまんべつ管理者

【本日の教育&保育】誕生会で「命」を考えました

今日は東日本大震災からちょうど10年です。今、こうして生きているという当たり前のことを、最も幸せとしなければと思います。今も多くの行方不明者がいるということです。

そんな日の誕生会実施となりました。「命」について、誕生会を通じて、親子で考えられる時間となってほしいと願っています。

我が子が元気にすくすく育ってくれることに、感謝することが大事です。子どもを深く愛しながら、親の価値観を一方的に押し付けず、親から自立していくことを根気よく「子育ち」していけば、きっと、子どもは親を大切にできる人間になるだろうと信じています。

親自身が、生涯にわたり、人間形成に努めていくことが、最も有効な教育となり得ます。こうして、当たり前のように、毎日を暮らしている私たちには、一つしかない命を大切にして真剣に生きていく責任があるのかなと、そんな思いで、本日の誕生会のお祝いの講話といたしました。

お誕生の園児一人一人に、お話を聞きました。親からあたたかいお手紙が届きます。先生たちからも、お祝いのカードが渡されます。

5歳児が出し物を見せて、みんなを楽しませました。とってもgoodでした。他人のために、全力で用意をしてきて発表する姿は、見る人を2倍も3倍も楽しませることができました。

各保育室に入り、給食をみんなで食べてハッピーバースデーしましたあ。

東日本大震災と重なったので、複雑な気持ちとなりましたが、どこかで苦しみ悲しみと闘っている人のことを気に留めて、自他の「命」を大切にしようという気持ちになれば、由としたいものです。

「今日も、元気に育ってくれてどうもありがとう」って、今夜、我が子をギューと抱きしめましょう。誕生日であってもなくても、たまにぎゅーっと。

2021年3月11日 | カテゴリー : 園長ブログ | 投稿者 : こども園めまんべつ管理者