昨日,園内で研修が行われました。
それぞれの学級でどんな遊びをしているかを未満児から以上児まで交流しました。
なかなか他の学級での遊びを見る機会がない先生方にとっては明日への保育につながる時間になりました。
2歳児から3歳児はおままごとごっこ,4歳児はお店屋さんごっこ,5歳児はお化け屋敷のお化けの製作など
普段,対話のない園児同士で協力して取り組んでいます。遊びも子どもの認知段階や社会的な観点からいくつかに
分類されています。ごっこ遊びは『象徴的遊び』,お店屋さんごっこやお化け屋敷は『協力遊び』に分類されます。
これらの遊びは3歳後半から4歳児にかけて増加してくると言われています。役割分担が明確になることで,集団
の一員としての自覚,ルールを守ろうとする意識も芽生えてくることが期待できます。
移動式おすし屋さん くじ屋さん当たりますように お菓子屋さん お化け,休憩中! 上から見てるぞ~ 積み木もごっこ遊びです リアルなキッチン







下の写真は研究授業でよく使うワークショップという手法です。
色の違う紙に自分の考えを記入してベタベタと模造紙に貼っていきます。
多くの人の意見が出やすいという利点があります。ただ貼り付けるだけではまとまりません。
同じ内容のものをグループに,それにタイトルをつけて,みんなの前で発表!



2つのグループの話合いの結果です。先生方の思いや考えが模造紙にたくさん貼られています。
のびのびホールの壁に貼っていま~す。興味・関心のある方は,どうぞご覧ください‼




保育指導における核の部分は「こども理解」。
「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」に焦点をあてると,先生方の「こんな風に育ってほしい」「こんな風に育ってる」という期待と成果が紙に記されています。
<思考力の芽生え>「カラフルにしてあげよう」「キレイになるかな」「かわいくするから」
<道徳性・規範意識の芽生え>「かわいいつめにしてあげよう」「ちょっとまっててね」「かわいいつめにしてほしいな」
<言葉による伝え合い>「私が切るね」「こうやって切って~」「今,切っているので待って・・・」
<協同性>「どうやって作るの? 作り方教えてよ~」「私も何か手伝おうか?」「大丈夫かな? 切れる??」「人手が足りないよ~」
