【本日の教育&保育】地震だよ、どしたらいいの?

東日本大震災から10年たちました。いまだ復興にならず、多数の行方不明者がいます。また、苦難が続いているというたよりがたくさんとどきます。

あれから、教育の在り方も問われ、安全防災教育の充実、未曽有の課題や問題に自ら考え、判断し、行動できる児童生徒の育成が急務となりました。それに加えて感染コロナとの共存という人類の課題に直面している私たちです。

未満の子どもたちも、3歳の子どもたちも、毎月このような訓練をしていると、徐々に、訓練の内容が分かってきたようだという報告が各担任から寄せられ、職員全体で共有しました。保育園・幼稚園から、認定こども園になって、大きな成果の一つです。

未満児の廊下には、本日の地震訓練の模様がいち早く保護者に情報開示されました。右写真、お迎えに来られた親は準備が整うまで、その掲示物を見ていました。左写真、昨日もこのような親の様子を拝見しました。

窓から、保育室の中を覗いてみますと、こんなふうに映ります。ちょっと位置がずれましたが、シロートですので。構図がまあまあいいですね。絵になりました。和風建築では、このような窓を「月見窓」と言うようですね。

2歳児「ひよこさん」の子どもたちの集中している様子が伝わります。16:40頃、午後遅くの保育室です。二人の先生たちが寄り添っていました。椅子にちゃんと座っていることも凄いです。「みんな」で頭を突き合わせてました。落ち着いた子どもたちですね。この子たちは、「ダンゴムシの姿勢」という言葉を教えてもらったんですよ。聞いてみてくださいね。

地震・津波で必要なことは、「頭を隠せ」「高い所に走れ」だそうです。

小さい時からずっと訓練していたら、10年前、多くの幼い子たちの命が犠牲にならなかったかもしれいないと後悔する地域の人たちが大勢いるようです。

本園では、毎月一回このような訓練に努めています。

2021年3月18日 | カテゴリー : 園長ブログ | 投稿者 : こども園めまんべつ管理者

【本日の教育&保育】一足早く「おわかれかい」を行いました

卒業、卒園シーズン。少し早いですが、未満児のいちご、もも、ひよこ組、以上児のばら、さくら、すみれ、ひまわり、たんぽぽ組、すべて参加して、5歳児の修了をお祝いしました。

未満児さんたちも、ちゃんと拍手をしています。わかるんですね。

年少と年中からは、保育室で一つずつ作ったプレゼントが渡されました。

年長からも、年下の子どもたちへ手作りカレンダーの贈呈があり、体操当番の引継ぎを、タッチで行いました。年上から年下へのバトンタッチです。

各出し物がクラスごとに行われました。未満児さんも、年少・年中も、そして、主役の5歳児さんたちも、みんなで楽しみました。限られた時間の中で、卒園生のために、発表したことが、「他人が喜び、周りのみんなも喜び、卒園を祝うこと」「ありがとうって伝えること」になるんでね。

思ったことや考えたことを、態度で示すことができることが大事です。そして、みんなで発表したから、社会性、協調性、共同性という社会意識が芽生えていきます。

「知的好奇心」のもう一つランク上の「探究心」には、実現性=再現性が求められます。

感謝する~見えない

出し物~見える

感謝を態度で示すことが、お別れ会で身に付けさせる「生きる力の根っこ」なんですね。

これが、本園の理想とする所以です。

ば ら   さくら

すみれ

2021年3月16日 | カテゴリー : 園長ブログ | 投稿者 : こども園めまんべつ管理者

【本日の教育&保育】やりたいことができること

人間は主体的になれるかどうか。究極の課題です。

我が国が何十年かけてまだ実現できていない課題です。ある意味、理想なのかもしれません。「主体的に活動してください」という教師の言葉がむなしく響きます。「進んでやろう」も同じことです。小さい時から言い続けられてきたことがなぜできないのでしょうか。

それは子どもたちが本気で行っていないからです。ほとんど親や先生などの大人の指図だけで行動しているからです。

好奇心を忘れているからです。

失敗をさせていないからです。

乳幼児教育が重要だからと言って、訳の分からない、理屈の分からない小さな子どたちを大人の価値観で型や枠だけにconcreteしてはなりません。型や枠からはみ出す力を育てることも大切です。

2人の子どもが、くるくる くるくる 回っていました。一本の柱を手でつかんで遠心力に抵抗して回転木馬のように追っかけっこしていました。

私はベンチが、柱が、この子たちの遊び道具になっていることがうれしくたまりませんでした。ずっと回転しているのかなと思ったら、やめてどこかへ飛んでいきました。

2021年3月15日 | カテゴリー : 園長ブログ | 投稿者 : こども園めまんべつ管理者

【本日の教育&保育】みんなで遊ぶことができる体験

事務室から遊戯室を覗くことが容易です。デスクワークしていても、音が聞こえますので、遊戯室で何が起こっているのかだいたい把握できます。

おしくらまんじゅう?昔の「うまとび」?なんでしょう?

たくさんの子どもたちと先生が、大きな声で、一つの列を作り、崩れてしまうことに面白さを感じているようです。一人ではできない遊びです。集団で遊ぶから、楽しさや面白さやスリル感も倍増していきます。

汗も流れます。主に5歳児の園児たちでした。力強さも求められる遊びです。園でこんな楽しい時間をいっぱい経験してほしいものです。

2021年3月12日 | カテゴリー : 園長ブログ | 投稿者 : こども園めまんべつ管理者

【本日の教育&保育】外で、内で、どこでも遊べます

寒さに負けないで、2歳児のひよこさんが雪山を独占。いいいですねえ。こんな広大な自然が、2歳児の子どもたちの遊ぶ場所となります。

小さな体で、こんなに高い雪山に登りますから、体力はかなり消耗するはずです。遊んだ後は、食事、お昼寝となり、生活リズムにも良い影響となります。

内でも、ゲームをしたり、本を読んでもらったり、ままごとをしたり、0歳児も、1歳児も、先生や友達と、いろんな会話をしながら、子どもたちは、他人と自分の違い、他人から学んだり、マネしたりして、言葉を獲得するなど「学習のめばえ」が膨らんていきます。先生たちは、子ども同士の会話の内容をよく聞いていて、先生たちも、驚いたり、感心したり、成長を喜んだりするとともに、その日のうちに、保護者に発信する努力を続けています。

どうぞ、園にお越しになった際は、上の写真のような掲示物にも目を留めていただきますと幸いです。

私は、0歳から2歳の援助が、そののちの3歳から5歳へと生かされ、やがて、小学校の土台・基盤・基礎基本になっているんだと実感をしています。こども園で仕事をして約5か月、大きな発見と驚きです。0歳から小学へと一貫している教育のねらいは「生きる力の育成」であり、特に、乳幼児教育と初等教育においては、「愛着(attachment)と信頼」のある教育と保育の重要性を認識しています。

2021年3月11日 | カテゴリー : 園長ブログ | 投稿者 : こども園めまんべつ管理者

【本日の教育&保育】誕生会で「命」を考えました

今日は東日本大震災からちょうど10年です。今、こうして生きているという当たり前のことを、最も幸せとしなければと思います。今も多くの行方不明者がいるということです。

そんな日の誕生会実施となりました。「命」について、誕生会を通じて、親子で考えられる時間となってほしいと願っています。

我が子が元気にすくすく育ってくれることに、感謝することが大事です。子どもを深く愛しながら、親の価値観を一方的に押し付けず、親から自立していくことを根気よく「子育ち」していけば、きっと、子どもは親を大切にできる人間になるだろうと信じています。

親自身が、生涯にわたり、人間形成に努めていくことが、最も有効な教育となり得ます。こうして、当たり前のように、毎日を暮らしている私たちには、一つしかない命を大切にして真剣に生きていく責任があるのかなと、そんな思いで、本日の誕生会のお祝いの講話といたしました。

お誕生の園児一人一人に、お話を聞きました。親からあたたかいお手紙が届きます。先生たちからも、お祝いのカードが渡されます。

5歳児が出し物を見せて、みんなを楽しませました。とってもgoodでした。他人のために、全力で用意をしてきて発表する姿は、見る人を2倍も3倍も楽しませることができました。

各保育室に入り、給食をみんなで食べてハッピーバースデーしましたあ。

東日本大震災と重なったので、複雑な気持ちとなりましたが、どこかで苦しみ悲しみと闘っている人のことを気に留めて、自他の「命」を大切にしようという気持ちになれば、由としたいものです。

「今日も、元気に育ってくれてどうもありがとう」って、今夜、我が子をギューと抱きしめましょう。誕生日であってもなくても、たまにぎゅーっと。

2021年3月11日 | カテゴリー : 園長ブログ | 投稿者 : こども園めまんべつ管理者

【本日の教育&保育】第1回の卒園式に向けて

未満児の「おのしみかい」は、園にとって、大きな行事の一つです。親や先生たちにあたたかく見守られ、どの子も最高の舞台となりました。

たくましく成長を続ける未満児たち。

そして、第1回の卒園式を迎える5歳児たち。23日が式当日の予定です。こちらも大きな行事となります。

開園以来、未満の子たちと遊んだり、たくさんお世話をしていました。

また、未満と年長の交流も多くしていました。

コロナの中、規模縮小して実施します。

コロナに負けないで、園児にとって、良い思い出となるようにしたいです。あと、約2週間こども園生活をいっぱい楽しんでください。

そして、4月から小学1年生になります。みんな、再来週23日の式当日に向けて、体調を崩さないように気をつけましょうね。

2021年3月8日 | カテゴリー : 園長ブログ | 投稿者 : こども園めまんべつ管理者

【本日の教育&保育】3/6(土)1歳児と2歳児の「おたのしみかい」

朝から乾いた雪がさらさら、時々、シャーシャーと風に巻かれて、一面雪野原に変わりました。

12月~少しずつ、本番に向けて、準備をしてきました。「日常の保育」の一端を、おうちのみなさんに見てもらいました。

本番直前に用意された先生たちから保護者のみなさんへ向けたメッセージボード。最後まで、何ができるのか考えながら会場準備を済ませました。手作り感いっぱいでした。派手なパフォーマンス無しです。

その思いが園児にしっかりと伝わり、どの子も、元気に、明るく、おかしく、個性たっぷりとがんばりました。

個性を生かし、可能性を伸ばす。

園児ひとりひとりの気持ちを最大限尊重して、「やったあ」「できたあ」という気持ちを味わうように。

そばに寄り添って、余計な手を出さず、小さな自信を、何倍もの大きな自信に増幅させることができました。小さな子たちと先生たちの大きな信頼関係に、会場から大きな拍手がいっぱい。

そして、フロアで、じっと子どもたちのやり抜く姿に目を細められ、優しく、深い愛情たっぷりと、席を離れず応えていただきましたおうちの皆さん。感謝です。

あたたかいご声援ありがとうございました。

新しい建物に移ってからの初めての「おたのしみかい」でしたあ。

どの子もりっぱりっぱ、ひとりひとりとってもキラキラしていましたよ。

2021年3月8日 | カテゴリー : 園長ブログ | 投稿者 : こども園めまんべつ管理者

【本日の教育&保育】たくさん絵本をご寄贈いただきました

開園を記念して、本園施工主の(株)河西組様からたくさんの絵本や紙芝居の周辺道具、ブックフィルムなどをご寄贈いただきました。

本日、河西様にお越しいただき、現物ご披露と子ども代表からのお礼のあいさつを伝えることができました。こども園では、0歳児から絵本に触れる時間をたくさんつくっています。新しい絵本に集まって毎日絵本の世界に浸っています。

園児にとって、絵本はとても大切なものです。

お当番の4人の5歳児の子どもたちが、いただいた絵本のお礼のあいさつをしました。

「たくさん本を読んでくださいね。」と、河西様からお話がありました。

終わった後、建物の中を見ていただきました。給食中の3歳児の部屋でも「ありがとうございました。」と元気な挨拶ができました。

2021年3月4日 | カテゴリー : 園長ブログ | 投稿者 : こども園めまんべつ管理者

【本日の教育&保育】きょうはたのしいひなまつり~♪

今日は、楽しい雛祭り、桃の節句ですね。

最近、「ジェンダー」について話題が高まっています。園長自身、旧態依然の人間と言われないように、気を付けていきたいと思います。

本日の「お雛さん」においても、「男女平等公平」をかなり意識して、園児に向かってしゃべりました。

保育教諭にも、十分な教育的な配慮に立ち、教育・保育を進められるように願っています。もちろん、保護者さんにも十分にご留意していただければ幸いです。

この雛人形は、市街地在住だった方が都市部へ引っ越すということで譲り受けたものです。こども園開園ということでご寄贈いただきました。園としては大型のものを飾る場所がなく困っていたところでした。

雛人形に相応しいありがたい話となりました。

ひなまつり集会はこども園の大きな季節行事の一つです。未満児が、身近な材料を使って作った衣装を作り人間雛に変身して、会場の遊戯室に姿を現しました。「かわいいね」と、以上児の子たちが、大きな拍手をして迎えました。

※真剣にパネルシアタターを聞いています。

※使用後の衣装は「自宅にお持ち帰り」という粋な工夫をしています。

※左写真(廊下掲示物より転用)

みんな集まったので、ひなまつりの話をパネルシアターで聞きました。静かに聞くことができました。お話が終わると、いつもの習慣なのか?拍手が起こりました。

また、園長の私は、八つ切り画用紙を使って作った「三色団子」を園児に見せてお雛様の話と三色の意味を話しました。

廊下には学年に応じた飾りが所狭しとお目見えしました。

以上児(PTA会員のため)は、会費より支出された三色団子のおやつを食べました。

※少しずつ食べるように、声掛けしていました。

※少し甘みのある美味しい団子でした。

※三色は、「健康」「清涼」「魔除け」という意味があるそうです。

※緑~白~桃という順に気づく子も?

美味しそうに、にこにこして食べました。

給食は、豪華なご馳走でした。

野菜がやや嫌いかなと思う子もいました。

「この桃色、なあに。」⇒桜でんぶ

「この丸いもの、なあに。」⇒豆麩

「この緑のもの、なあに。」⇒いんげん豆

本日の献立は、大変興味深いものばかりだったみたいですねえ。

質問攻めにあいました。

話題豊富な食育「もぐもぐ」はいいものです。

今朝は一面銀世界となり、思い出に残る楽しいひな祭りでしたあ。

2021年3月3日 | カテゴリー : 園長ブログ | 投稿者 : こども園めまんべつ管理者