第2回目の園内委員会を教育相談員の武田さん,大空町役場から山崎さん,女満別小から白戸さんに来園いただき開催しました。
最初に各クラスの気になるお子さんについて情報交流しました。少しずつ出来ることが増えてきています。
継続して支援が必要なお子さんもいます。発達支援センターや大空町役場福祉課,教育委員会など専門機関との一層進んだ調整や協議が必要なご家庭もあるように感じました。
今日のメインは保護者対応についてです。保育教諭は保護者にも適切な支援を行う必要があります。
保護者対応は異校種においても永遠のテーマであり,こども園でも同じような難しさを持っています。
信頼関係をどう構築していくか,先生方がどのような手立てで取り組んでいるか,その効果はどのくらいあるのか,振り返ってみることも必要です。
保護者さんへの伝え方を工夫したり,日々の活動が成長につながっていることを伝えていくことは大切です。
「こういうことをしたら,これができるようになった」と具体的な動きを示すことで保護者さんと共有できます。
本園ではドキュメンテーションで日常の子どもの姿や言葉を記録し,どのような学びや育ちがあったかを可視化しています。
また,1対1のやりとりには校務支援システムの連絡帳を使って個別に情報を共有しています。
ただし,連絡帳にはいくつか留意点があります。若い先生方は,その留意点については習得していない先生も多いはずです。
自ら自信をもち,保育のねらいや思いを効果的に発信できるようになることは資質向上には不可欠です。
今年度の研修は,先生方の悩みに寄り添うことをテーマにしています。保護者対応は組織的に取り組んでいく必要があります。
園内研修や園内委員会で資質向上を図っていきたいです。

管内こども園の保育教諭が集まり本園で研修会を行いました。
訓子府,ひがしもこと,滝上から8名の先生方にお越しいただきました。
午前中は,保育公開として園庭での水遊びや砂遊びを参観していただき,午後からは研究協議を行いました。
今年度は,研究主題を「遊びを通して,友達とつながり合う姿を求めて」と設定しました。
遊びを通して子どもたちがつながりを感じるための保育教諭の援助のあり方や環境構成の工夫を追究していこうと考えています。
研究協議①では,本日の保育について,そのねらい,評価の観点について振り返りを行いました。
一つの遊びから好きな遊びへひろがったり,異年齢の関り,自分のやりたいことをしっかり考えて参加する,楽しく遊ぶための工夫を考えていた等の反省が出ていました。
研究協議②では,3つのグループに分かれてワークショップ形式で協議を行いました。子どもの活動場面を「つながる」ことをテーマにいろいろな意見が出されました。
最後にまとめとして訓子府町認定こども園教務主査,北海道幼児教育相談員であられます矢口真美さんにご指導ご助言をいただきました。
①つなげるために道具を活用する。②発達段階に応じた遊びや学びを保障する。③ひとつの遊びから次の行動が生まれ,それがつながっていく。
④研修は大変だけど,あきらめが肝心,すべては子どものために等々,多岐にわたって示唆に富んだ助言でした。一つでも多く本園の研修に活かしていければと思います。
参加された他園の先生方にも貴重な意見をいただきました。ありがとうございました。

今年度から月に1回行われる職員会議の中で10分ほどKYTに取り組んでいます。
KYTは『危険予測訓練』のことです。
危険を想像する目を養うことが狙いです。多くの企業が取り組んでいる危機管理における研修の1つです。
KYTシートに予想される危険をできるだけ多く出してもらい,重大事故につながるものを2つに絞って,自分ならどうするか,チームとして注意すること,どう行動するかをまとめます。
職員会議の前の週に各学年で話し合ってもらい,職員会議で各学年ごとに発表をします。
会議で話し合った内容は参加できなかった職員にもシートをデータ化してどんな内容だったのか回覧できるようにもしています。





今年度第1回目の園内研修,顔合わせです。
今年度は同僚性を発揮する職場づくりがテーマです。
同僚性は,子どもの育ちを支えるための話し合い,助け合い,協力,学び合いを意味します。
研究主題は『遊びを通して,友だちとつながり合う姿を求めて』です。
主題を達成するために保育教諭がどのような工夫に取り組み,どのような声かけをしていくのかを探っていきます。
ちなみに,主題のキーワードを「遊び」と「つながり」と考え,次のようにおさえています。
◇遊び・・・・・生活そのもの,できないことができるようになる,自分の居場所がある,体験を再現する
◇つながる・・・自分を見つめなおす,友だちを受け入れる,相手に届く言葉で伝える,共通のイメージを持続ずる
☆同僚性を育む研修『回転式 いない いない ばあっ!』(下の画像)
