今年度最後の園内委員会を教育委員会の硯 邦子相談員をお招きして行いました。
内容は年度末のまとめ,次年度に向けた方向性について協議しました。
こども園にはいろいろな特性をおもちのお子さんが通園しています。
我々は個別に支援を行う際,そのようなお子さんの特性を理解し,その方向性を明示する必要があります。
一般的に集団場面で大きな困難を抱える子どもたちとは,どういうお子さんでしょうか?
・コミュニケーションにおいて場面緘黙になる(ある場所になるとしゃべれなくなる),
・ある物に固執する強いこだわりがある(切り換えが難しい),
・注意欠如や多動性がみられる(落ち着きがない),
・ルーティンがないと動けない(マニュアルがずれると力が発揮できない),
今日は,担任からクラスで困難を抱えていそうなお子さんについて1年間で成長したところ,次の課題について発表してもらい,
在園児の引き継ぎを中心に,卒・入園を控える園児について職員一人ひとりに心積もりをしてもらいました。
先生方の声を拾うと,「友だちと一緒に遊びたい気持ちはあるが,一方通行なことが多い」

「伝わらないとイライラして保育教諭にあたってしまうことがある」「静かにする場面でも話が止まらない。動きも止まらない」
「耳をふさぎ,目をつむり大きな声を出す」「少しずつ集団の指示でも理解し行動することができるようになってきた」
「イラストを見ながら,自分で行うことができるようになった」「言葉が足りずに友だちとトラブルになる」「聞いても適切な返答がない」
その子の行動には必ず理由があります。上記に示した困り感には,その土台となる特性があることが科学的根拠により証明されています。
その件については別の機会とします。
このような特性を持つお子さんは,増加傾向にあります。我々は正しい知識で実効性のある手立ちを確立して対処していくことが緊要です。
2大行事である「はっぴょうかい」も終わり,少しずつ落ち着きを取り戻しています。
各クラスの2学期前半のまとめについて交流した後,発達を促すあそびについて考えました。
今回も教育相談員の硯先生と女満別小学校中野教諭にお越しいただきました。
遊びの目的を子どもの発達の視点から認識することが大切と考え,実際に遊んでいる動画を見ながら「聞くあそび」「見るあそび」「記憶するあそび」「言葉あそび」について協議しました。






3つのグループに分かれて「子どもの発達に応じたあそび」について検討し,各グループごとに発表して交流しました。
それぞれの力を育むための遊びは,昔からやってきた遊びが多いです。
それらの共通点は,できた時の達成感,繰り返しできる楽しい遊び,ひとり遊びから集団遊びまで幅が広いもの,同じ空間にいて,同じ空気を吸う,共同する ことができるものでした。
☆「聞く」力を育む遊び~だるまさんがころんだ リズム合わせ(=ある物を言いながら,手をたたく) かるた
☆「見る」力を育む遊び~コロコロ・ストップ(=転がってくるボールを足の裏で止める) ラインの上を歩く あやとり 輪投げ あっちむいてホイ!
☆「記憶する力」を育む遊び~スリーヒントゲーム(=3つのヒントを言って,そのものをあてる) 後出しジャンケン フルーツバスケット 山手線ゲーム(新幹線の名前 怪獣の名前)
☆「言葉を理解する力」を育む遊び~早口言葉 仲間集め(動物,乗り物など)なぞなぞ
令和5年度前期の保護者と職員による評価結果の公表です。
⇒令和5年度前期園評価
10月17日,第2回園内研修会を実施しました。
オホーツク教育局義務教育指導班生田裕章氏に指導助言をお願いし,滝上・東藻琴・訓子府の先生方を交えて保育公開と研究協議を行いました。
午前中は各クラスの保育公開を行い,子どもたちが集中して遊びに取り組んでいる姿を観ていただきました。
午後からは今日の保育の反省,協議のテーマである「さまざまな環境構成(遊具や製作物)と関わる園児の動きや保育教諭の支援のあり方」についてグループに分かれて話し合いを行いました。
園児が遊んでいる様子について活発な意見交換がされました。
遊戯室ではさまざまな遊具が用意されて,園児は興味関心のあるものを選んで遊んでいました。マットを引いて相撲をしたり,開園記念日で餅まきが楽しかったことを思い出して餅まきごっこをしました。
本園では,子どもたちがやってみたいと思うことを再現する経験を積み重ねたり,子どもの取組を認め,ほめることで自分には能力があることを認めるように手助けをしています。






本園で意図的に取り組んでいることは“異年齢交流”です。町内の小中学生が園児らと交流する機会があります。今年は9月に中学生が保育実習や職場体験で来園しました。
12月には小学生と園児が相互に行き来し交流する予定でいます。
生徒さんたちは,園児が夢中で遊んでくれそうな手づくりの遊具を持参してくれて園児たちは少し緊張しながらも楽しく遊んでいました。このような関係を「ナナメの関係」といいます。




お友だち同士は「ヨコの関係」,保護者と本人,先生と本人の関係は「タテの関係」,その真ん中あたりが「ナナメの関係」にあたります。
異年齢交流は少し特殊な関係ですが生徒(児童)と園児の双方にとってウインウインの関係をつくりだします。
園内でも同じような関係づくりを大切にしています。年長さんは下の子の面倒をみてやりがいや思いやりを感じる,下の子は「あんなふうになりたい」と年長さんにあこがれる。
先生が教えなくても子どもたちの潜在的な能力を引き出す取り組みを幾度となく積み重ねています。
園で身につけた力を就学しても活かすことができる,こんな力が身についているから一層伸ばしてほしいことを引き継ぐことがこども園と小学校の真の連携に繋がっていくように考えます。
採用予定人数に達しなかったため、令和6年度大空町認定こども園保育教諭(新卒・正職員)の再募集します。
(申 込)必要書類を大空町社会福祉協議会へ郵送ください。
(試験日)募集があり次第、随時おこないます。
※試験日程は書類選考後、個別にご連絡させていただきます。
令和6年度こども園めまんべつ(再募集)募集要項