第5回園内研修会~学びの芽を育む幼児教育~(9月4日)

今日の研修は,幼児教育と学校教育の連携や協働について文部科学省が制作した動画を観ました。

幼保小連携は,どこの研究会に出席しても幼児教育にとっても低学年の学校教育においても話題に上るようになってきました。

幼児教育は方向性を示す後ろ伸ばしの教育,積み重ねた経験(学びの芽)が小学校でさらに伸びていくことを期待しています。

就学を円滑に進めるために,幼児教育では*『幼児期の終わりまでに育ってほしい姿』を活用しています。

10の姿は5歳児までのゴールを想定し,自分ができるようになることを目指しています。

動画では,学びの芽を育む上で重要なこと,疑問や気づき,自分で考える,みんなで話し合う,失敗してもまた挑戦するなど

さまざまな経験を積み重ねることで問題を解決する力やコミュニケーションを図る力が育まれるとまとめています。

子どもたちが「やってみたい」という興味のエンジンがかかるようにどのような環境を構成するか,保育教諭の関わり方も重要なことを示唆しています。

『幼児期の終わりまでに育ってほしい姿』子どもの育ちを保育者が「見取る」上での視点となるもの。

10の姿には,①健康な心と体 ②自立心 ③協同性 ④道徳性・規範意識の芽生え ⑤社会生活との関わり ⑥思考力の芽生え

⑦自然との関わり・生命尊重 ⑧数量や図形,標識や文字などへの関心・感覚 ⑨言葉による伝え合い ⑩豊かな感性と表現

があります。