第2回園内委員会(7月23日)

第2回目の園内委員会を教育相談員の武田さん,大空町役場から山崎さん,女満別小から白戸さんに来園いただき開催しました。

最初に各クラスの気になるお子さんについて情報交流しました。少しずつ出来ることが増えてきています。

継続して支援が必要なお子さんもいます。発達支援センターや大空町役場福祉課,教育委員会など専門機関との一層進んだ調整や協議が必要なご家庭もあるように感じました。

今日のメインは保護者対応についてです。保育教諭は保護者にも適切な支援を行う必要があります。

保護者対応は異校種においても永遠のテーマであり,こども園でも同じような難しさを持っています。

信頼関係をどう構築していくか,先生方がどのような手立てで取り組んでいるか,その効果はどのくらいあるのか,振り返ってみることも必要です。

保護者さんへの伝え方を工夫したり,日々の活動が成長につながっていることを伝えていくことは大切です。

「こういうことをしたら,これができるようになった」と具体的な動きを示すことで保護者さんと共有できます。

本園ではドキュメンテーションで日常の子どもの姿や言葉を記録し,どのような学びや育ちがあったかを可視化しています。

また,1対1のやりとりには校務支援システムの連絡帳を使って個別に情報を共有しています。

ただし,連絡帳にはいくつか留意点があります。若い先生方は,その留意点については習得していない先生も多いはずです。

自ら自信をもち,保育のねらいや思いを効果的に発信できるようになることは資質向上には不可欠です。

今年度の研修は,先生方の悩みに寄り添うことをテーマにしています。保護者対応は組織的に取り組んでいく必要があります。

園内研修や園内委員会で資質向上を図っていきたいです。