ゆらゆらお化けが出たぞ

外はやや寒いです。昼前は園内で過ごしていました。昼から,2号保育は公園に遊びに行きました。先生たちの働き掛けもあったのでしょうか。夏休みの想い出なんでしょうか。

遊戯室では,キャンプごっこ,お化けごっこなど,夏の風景らしきことが,見られました。

白いポリ袋で身に包んだかわいい「ゆうれい」が,何人も園内のあちこちに出現しました。

幽霊だぞうっ

お化けだぞーーー。って。

焼肉の匂いがプンプンしてきました。

保育室にも,園児がたくさんいました。自分の好きなことをしていい時間ですから,いろんな遊びをしていました。

2人の子が集まれば,対話が成立し,会話が弾んでいきます。意見交換が進められています。時には,トラブル,もめごと,口喧嘩,ついつい手がでしまう場合も珍しくありません。

これらの行動が,すべて勉強となります。

友達と遊んでいると,いつも楽しいことばかりではありません。保育教諭の目が届かないところでいろんな事が起きます。以上児の園児にとっては,これも大切な勉強なんです。悲しいことがあったお友達に「どうしたの」と声をかけててみると,「うん,‥‥‥ことがあったの」そんな会話が聞こえてきます。子ども同士の世界です。悲しいけど,声をかけてくれたお友達に,自分の悔しい気持ちを訴えられることができた子,それを理解できなくても,受け止めて,聞いてあげている子,精いっぱい分かろうとして,最後まで優しく聞いてあげた子も立派。

どれも,人間は,独りでは社会性や協調性や集団力を身に付けられないことを如実に示している光景でした。

他者への思いやりや優しさは,2人がそこにいて感じ,味わい,相手にぬくもりのある優しい手を差し出すことができる行為ですよね。

2021年8月19日 | カテゴリー : 園長ブログ | 投稿者 : めまんべつ園長