【本日の教育&保育】自分のやりたいことができること

一歳でも二歳でも、自分のやりたいことがあります。生理的な欲求もあるけど、知的な欲求も芽生えてきます。

年上のお兄さんが来たよ。

みんな集まってきます。自分以外の人に興味があるんですね。何事も興味関心から始まります。

三歳児。みんなで輪になって作品の発表会を見せ合っていました。聞いていて、「どうぶつ」を作ったんだと分かりました。考える、作る、見せる、話す、聞く。五感を使っています。

四歳児、自分で考える時間が多くなってきます。細かい手作業も可能となります。

こども園で、自分がやりたいことや、やりたかったことの、一つでも二つでも多くできたならば、こども園という建物は、自分のしたかったことを実現できる場であると認識していくはずです。

その時、先生や友達から、認められたり、褒められたり、大切にされたりすると、子どもたちには、自分の存在に気づき、心の中に「自信」や「自己肯定感」が育つはずです。

廊下にはたくさんの子どもたちの制作した作品が並んでいます。

私は、すべての作品が「よい」と思っています。すべてがその子にとっての表現されたものであり、どれも否定できません。なぜなら、その子だけの世界だからです。

点数はありません。評価もありません。

どれもこれもその子の「力作」です。力作に評価はいりません。点も無しです。

廊下に飾られたたくさんの個々の作品は、みんなで制作した「大きな絵」であり、個々が頑張って制作した「大きな作品」の一つだと思うんです。

そんなふうに鑑賞(観る)してほしいです。

どうですか?作品展をしているように見えませんか。

同じように見えても、よーく見ると、ひとりひとりの作品のどこかが、何かが違うんです。

2021年2月22日 | カテゴリー : 園長ブログ | 投稿者 : こども園めまんべつ管理者