第1回園内研修(4月4日)

第1回の園内研修は園長講話を行いました。

幼児教育のトレンドは幼保小連携であるように思っています。

1990年代半ばに「小1プロブレム」というワードが流行りました。小学校1年生が就学してから数カ月において集団行動になじめない問題のことです。

そこで5歳児が就学前にどんな資質が必要なのか,小学校が求めている児童像について考えてみました。

そのよりどころになるのが「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」です。本園の取組をもとにみんなで考えてみました。

他には,小学校との共通点や相違点,学校教育と幼児教育の類似性について説明しました。

今年度は管内4園からなる研究会の当番園になります。プロジェクトチームを編成し,架け橋プログラムの作成に着手することも考えています。

また,重点教育目標を【主体性を発揮して遊びに向かう子ども】としました。子どもの「やってみたい」といった関心や興味のエンジンを大切にすること,それにかかわる保育教諭が

どのように子どものよさや可能性を拡げていけるかを考えていこうと思います。指導のプロセスについては『園だより』第1号に掲載(4月9日配信予定)します。よろしければご覧ください。

第2回園内研究会(10月17日)

今年度最後の園内研究会を行いました。

来賓に北海道教育庁オホーツク教育局教育支援課義務教育指導班指導主事の的場暁代さまをお迎えしました。

幼児期までに育ってほしい「10の姿」を意識した保育が重点項目です。教室にとどまらず,グランドでも園児たちの遊びがたくさんありました。

秋を意識した製作物がお部屋の前に展示されたり,グランドでは身体を使った粗大運動,自然と異年齢の交流が発生したり,各々が遊び込んでいました。

先生方の環境構成にもねらいがあり,子どもたちにこうなってほしいという思いが込められていました。

畑の収穫遊び,製作の楽しさや作物を収穫する喜びを疑似体験しています。 研究協議ではたくさんの付せんが貼られています。5つの領域,10の姿,研修の視点にそった

話し合いが熱心に行われました。